オフィス移転は会社にとって大切なことですが、頻繁に行うことではないので慣れないことがたくさんあり不安も感じるでしょう。
会社にとってなぜ移転をするのか理由があるはずです。まず何をすべきかを把握し、スケジュールをきちんと整理することが、スムーズで効率の良いオフィス移転を成功させかつコストダウンにもつながります。
オフィス移転の計画から移転までを「オフィス移転マニュアル」としてご案内しておりますので、是非参考にしていただきオフィス移転を成功させましょう。
STEP 1 ヒアリング |
・ご希望の移転時期、ご予算、坪数、エリア、駐車場有無等のご希望とする諸条件をお聞かせ下さい。 ・現在事務所を借りられている場合、現賃貸契約書の契約期間・退去予告期間・違約金等の確認を予め行いましょう。 尚、一般的な退去予告期間は6ヶ月前予告が多いようです。 |
STEP 2 物件の選定 |
・物件資料を参考に、内見希望の物件を選定します。資料では読み取れない部分もございますのでメリット・デメリット等も含め、ご提案させて頂きます。 |
STEP 3 ご案内 |
・建物の設備・内装だけでなく、通勤・周辺環境なども含めたうえで比較・検討し候補を絞り込んでいきます。 |
STEP 4 申込み |
・法人契約の場合、通常、法人が契約者となり代表者(代表取締役)が連帯保証人となります。 指定の申込書に記載・捺印の上、会社概要(パンフレット)と合わせて提出します。 ※決算報告書が必要となる場合があります。 |
STEP 5 入居審査・条件など |
・申込書を提出し諸条件の調整を行います。提示する諸条件については、慎重に検討し要望する事が大切です。 ・オーナーによる入居審査を行います。 ※保証会社への加入を入居条件とする場合もございます。 |
STEP 6 契約内容の確認 |
・契約書は後々契約者双方のトラブルを未然に防ぐ為に取り交わすものです。契約書の条文に目を通し内容を確認・理解する事が大切です。退去の予告期間、違約金、特約事項、現状回復の項目等、疑問・不安な点があれば担当者へご確認下さい。尚、契約の内容によっては、契約内容の条文を協議し調整を行います。 ・通常、契約時に必要とされる書類を下記に記載します。予め準備を行っておきましょう。 ○会社:登記簿謄本 印鑑証明書 ○連帯保証人:印鑑証明書 住民票 ※いずれも3か月以内の原本各1通ずつ |
STEP 7 重要事項説明 |
・重要事項の説明は、面談のうえ宅地建物取引主任者により行います。契約の内容に基づき契約における重要な点を予め説明します。後々に紛争の原因となる可能性が高い箇所でもありますので、注意をもって確認することが後々の紛争を防ぐことになります。 |
STEP 8 ご入金・契約書捺印 |
・ご指定の銀行へのご入金をお願い致します。尚、ご入金のタイミングは重要事項説明後となります。 ・契約書へは、指定の箇所へご記入のうえ、法人様・保証人様の実印をご捺印を頂きます。必要書類と併せて契約書をお渡し下さい。 |
STEP 9 物件の引渡し |
・物件は契約日(家賃等発生日)以降の引渡しとなります。日時確定を行い現地立会いのうえ鍵のお引渡しとともに物件の取り扱い等をご説明致します。 ・物件引渡し状態(内装、設備等)を確認し、万が一設備故障等の不備があった場合、即日営業担当者へお伝えする事が大切です。 |
STEP 10 内装工事 |
・内装日時については、建物ごとに一定の時間制約(現入居者との兼ね合い等がある為)がございますので、予め日時の調整を行います。 |
STEP 11 引渡し |
・荷物・備品等の搬入については、建物ごとに一定の時間制約(現入居テナントとの兼ね合い等がある為)がございます。予め荷物・備品等の搬入希望日時をお伝えのうえ調整を行います。 |